ワクチン接種後でも感染する?
医療従事者、重症化が予測される既往症もちの人、高齢者から新型コロナ・ワクチン接種が進められてきました。8月いっぱいで(地域によっては7月で)これらの希望者の接種はほぼ終了する見込みです。しかし、ここにきてワクチン接種済みの人でも感染してしまうというケースも報告されています。日本国内だけでなく、欧米ではすでに同様の現象がみられ、3回目のワクチン接種の検討に入っています。感染者の定義はおそらくPCR検査陽性ということで判断されていると考えられます。しかし、注目しなければいけないのは、さらに感染者特有の症状が見られる(=発症)かどうかということです。図には8月22日時点でのNHKがまとめたデータをもとに作成したグラフを示しています(https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/)。これをみると8月中旬までに感染者数が爆発的に増加しています。これに比べ、死亡者数の爆発的な増加は6月、7月のピークと比べてもまだ起きていません。このまま今月の死亡者数がこのまま抑えられたとすると、ワクチン接種効果があったと考えて良いと思います。ワクチン接種の目的は重篤化患者と死亡者を抑えるためのものです。ウィルス感染は起きても、ワクチン接種により亢進する免疫反応により、感染早期にウィルスの作用を迅速に無毒化することが目的です。感染しても発症前にウィルスの作用を抑えられれば良いのです。注意深い生活習慣を持続することは大事なことですが、日々増加する感染者数報道に惑わされないように。ゼロ・コロナは不可能です。ウィズ・コロナでの最善の対策を行いましょう。

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