テーマ:音楽 music

Brahms ブラームスはお好き? はい、大好きです!

以前記述したことですが、作曲するという作業は、旋律をつくるだけではなく、リズム・テンポの設定、ハーモニー、形式などかなりの基礎的な知識や理論を必要とします。作曲家の中でも、これは!というのはBrahms。私は作曲家としてのIQはトップレベルと考えています。彼自身は旋律をつくるのに苦労したと語っていて、Dvorakのように溢れるように美し…

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思い出のディスク

暑いので、なかなかじっくりと音楽を聴く機会も減っているのですが、時折思い出したようにディスクを取り出して聴くことがあります。8月22日ですが、1954年のこの日は、スイスのLucerne音楽祭でFurtwänglerがBeethovenの9番交響曲を演奏した最後の機会となりました。実際には22日の前後のどちらかの日も同じプログラムの演奏…

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ザルツブルク音楽祭

ザルツブルク音楽祭にはもう10年近くご無沙汰して参加していません。いつもは新年にプログラムが発表されて、チケット応募などが始まります。新型肺炎の影響で、本年度は、大幅なプログラム変更と入場制限で行われると聞いていましたが、つつがなく行われているのでしょうか? オペラ上演を見てもMozartではCosi fan tutteくらいしか上演さ…

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リード

唇の怪我はだいぶ良くなってきたのですが、流石に楽器を吹くにはまだ困難もあります。ペンだこのようになっている部分があり、楽器の固定がうまくできないことから、ひっくり返ったような音が出ることもあります。しかし、以前購入したalto venovaはいい感じでなるようになってきて、その振動に口の方がついていけないようなときもあります。私はまだ付…

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エンジェル赤盤

Furtwängler-Wiener PhilharmonikerのBeethoven交響曲集の東芝エンジェル・レコードによる統一ジャケットの田園交響曲を見かけ購入。中を見てみると、なんと赤盤! 赤盤は本来Ever clean(イギリス人の心的憧れはever green!)レコードといわれ、LPレコードの大敵である埃がつきにくい素材を用…

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ギースベルト「アルト・リコーダー教本」

先日リコーダーについての記述をしました。良い練習曲集がないかと思って探していたところ、ギースベルト「アルト・リコーダー教本」をみつけ購入しました。解説は簡素なのですが、140曲程練習曲がおさめられています。付録の曲集には、テクニックの練習曲、18世紀の作曲家による独奏曲などがまとめられています。18世紀の作品には、演奏楽器の指定のないも…

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マエストロもびっくり

マエストロ! 私にとって指揮者でマエストロというとArturo Toscanini氏をさすことが多いです。イタリア・オペラのみならず、19世紀から20世紀にかけてヨーロッパのクラシック音楽界において、このマエストロが存在したことは幸運であったと思います。このマエストロはチェリスト出身で、Verdi翁の目の前でその作品をピット内で演奏した…

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リコーダー

リコーダーはバロック時代にはよく演奏された楽器で、この楽器のために多くの楽曲も作曲されました。音域はほぼオーボエなどと同じで2オクターブとなっています。四季で有名なVivaldiも数多くの名曲を残しています。しかし古典派の時代以降廃れてしまいました。その理由はオーボエなどのリード楽器に比べ音量が小さいこと、表現がより難しい、単調に聴こえ…

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オーケストラがやって来た

この番組をリアルタイムで視聴できたのは小学生くらいの頃、番組終了の2~3年前からで、司会者がなんども変わるようになってしまってからです。そのため山本直純さん司会の放送を視聴できたのはそれほど数が多くありませんでした。なので、このDVDセットは興味津々でみることが出来ました。ゲストで小澤征爾さんが出る回はとても楽しく、この番組でBeeth…

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Mengelbergメンゲルベルク MahlerとR.Straussに信頼された男

Willem Mengelberg(1871-1951)はオランダの指揮者で、Royal Concertgebouw Orchestra Amsterdamを一流のオーケストラに鍛え上げた人としても知られています。残念なことに第二次大戦中の行動などから、戦後は公の場に出られず、復帰目前になくなってしまいました。大戦中にヨーロッパにとどま…

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FurtwänglerのFranck

Furtwänglerフルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルによるFranckの交響曲ニ短調の1945年1月録音は、これまでも謎の多い録音としても知られてきました。まず、演奏日が28日とするものと29日とするものと資料によって異なること。そして、音源のソースが二種類あり、1952年ごろ米VOX社から発売されたレコード、あるいはオーストリ…

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Erich KleiberのTelefunken録音

昨今ほとんど聞かれなくなったレコードレーベルであるTelefunkenテレフンケン。第二次大戦以前は、ヨーロッパの演奏家のかなりの数のSPレコードを吹き込んでいたドイツのレーベルです。現在はこのテレフンケンと英Deccaとの提携により、Teldecテルデックと言われるレーベルとなったということです。21世紀になる前後、音楽メディア業界の…

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皇帝協奏曲

今年1月30日にCurzonとKnappertsbusch(クナ)の組み合わせによるBrahmsの第2ピアノ協奏曲を紹介しました。今回は同じ組み合わせによるBeethovenの皇帝協奏曲です。この録音はBrahmsの第2ピアノ協奏曲よりより早い時期に行われたにも関わらず、モノラルとステレオ両録音が存在します。LPとしては画像のモノラル録…

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YAMAHA Alto Venova ヴェノーヴァ

Yamaha alto venovaが先日届きました。soprano venivaと現在呼ばれている楽器を数年前に店内試演させてもらったことがありました。音程があまりよくない印象で、サックスのような音という触れ込みでしたが、さすがに材質の違いによる音への影響は隠せません。私の技量不足もあり、チャルメラのような音になってしまいました(チャ…

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Karl Böhmとフィガロ

Karl Böhmは1980年にウィーン国立歌劇場と最後の来日を行い、フィガロ結婚、オーケストラコンサートとしてBeethovenの第2、第7交響曲の演奏会を上演しました。私も未熟ながらテレビで両公演を観聴きしました。Karl Böhmはフィガロの結婚の上演史上ちょっとしたアイデアを提案した人でもあります。このオペラにはアルマビーバ伯爵…

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Karl Böhm カール・ベームの田園

自宅にいる時間も長かったので、プチ断捨離などしました。すると、Karl Böhm(カール・ベーム)&ウィーン・フィルの田園も出てきました。録音は1971年。田園のレコードを買う際、BöhmかKarajanか?と迷ってKarajan&ベルリン・フィルの方を買ったことを思い出しました。Karajanのレコードを買うのも初めて、ステレオ録音の…

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田園交響曲

Beethovenが残した演奏可能な交響曲は9つあり、全て個性的で性格の異なる大傑作です。ここで演奏可能と書いたのは、遺品の中に、おそらく交響曲作曲のためと思われるスケッチの存在の可能性もあるからです。私が子供の頃、イギリスの音楽家Barry Cooper氏の補作による第10交響曲の第一楽章が、日本のオーケストラで氏自身の指揮により演奏…

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箱から出てきたもの

外出自粛要請の中、これまで滞っていた部屋の整理などをしています。いつも気になっていたのがLPレコード。ヨーロッパに住んでいた頃に増えてしまい、帰国後そのまま。結果としてカビの生えてしまったものもあり、箱を開けて呆然としました。その箱の中から出てきたのが、PucciniのLa Boheme。このボックスに描かれたパレットやカンテラを見ただ…

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楽聖

 今年は楽聖Ludwig van Beethoven(1770-1827)の生誕250年の記念の年です。3月26日はBeethovenの命日。Beethovenの死後、ウィーンのフラットには書きかけの作品と遺品が残されました。Beethovenの住んでいた部屋はJohann Nepomuk Hoechleにより描かれ、絵として残されまし…

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ナポレオンは死んだが、別の男が現れた

ナポレオンは死んだが、別の男が現れた、と19世紀のはじめにパリで囁かれました。でも、誰?というのが決まった質問。それは、Gioachino Rossini (1792-1868)のことです。明日は彼の57回目の誕生日です。でも生きていたら228歳です。このイタリアの天才作曲家は37歳でGiullaume Tell(William Tel…

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223回目

1月31日はSchubert(1797−1828)の223回目の誕生日です。つい先日はMozart、でも今回はSchubertです。私はSchubertの音楽がとても好きで、彼の作品のすべてを聴いてみようという計画を子供の頃にたてたのですが、残念ながら未だ目的を達成してません。Schubertを好んで聴くようになったきっかけは、ピアノ五…

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お気に入りのBrahmsブラームス

Brahmsはピアノ協奏曲を2曲残しています。第2番変ロ長調よりも第1番ニ短調の方を比較的好んで聴いて来ました。しかし、Clifford CurzonとHans Knappertsbuschの共演(オーケストラはVienna Philharmonic Orchestra)による演奏を聴いて第2番変ロ長調を聴くことも増えました。したがって…

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264回目

Mozart(1756−1791)は今日で264回目の誕生日を迎えます。私は何度もSalzburgの生家なる黄色い建物に行っていますが、こういう小さい部屋で家族で暮らしていたんだと思うと何ともホッコリした気分になりました(関係ないのですが現在ある建物の一階のお店のアイスクリームはとても美味しいです)。今日はお祝いに彼の曲を演奏して、ディ…

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Don Carlo ドン・カルロ

Verdi作曲のオペラ「Don Carlo ドン・カルロ」を久しぶりに聴きました。1960年前後のDeutches Grammophone (DG)とTeatro Alla Scalaのコラボレーションによるオペラ録音のプロジェクトで、この他Rigoletto、La Traviata,、Il Trovatore、 Cavalleria …

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冬のこの時期によく聴くディスク

冬のこの時期によく聴くディスクのひとつにスヴァトスラフ・リヒテル(1915-1997)のピアノによるチャイコフスキーの四季があります。このディスク(中古LPレコード)は5年くらい前にディスクユニオンで見つけました。1983年の来日記念盤としてリリースされたものらしいです。リヒテルはオイストラフらとともに1960年代のはじめ頃に鉄のカーテ…

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フルトヴェングラー その生涯の秘密

年末なので部屋の片付けなどをしていると、思いがけないものも出てきます。今回は「フルトヴェングラーその生涯の秘密」という記録映画のポスターが出てきました。私が高校生のとき、友人が新聞に掲載されたこの映画の記事を紹介してくれたので、一緒に観に行った記憶があります。場所は東京銀座のヤマハホール。今もあるのかわかりませんが、その最上階の2つのフ…

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フルトヴェングラーのLPレコード

何度か取り上げているフルトヴェングラーのLPレコードですが、このシリーズは1980年あたりに発売されたものです。フルトヴェングラーは1947年からなくなる1954年までの8年間にEMIにその主要レパートリーのいくつかを録音しました。しかしベートーヴェンの交響曲全集を完成できなかったことは残念です。でもそのおかげでバイロイトの合唱として有…

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フルトヴェングラーの指揮棒は魔法の杖?

フルトヴェングラーの指揮するブラームスの交響曲第4番をはじめて聴いたのは、故吉田秀和さん解説のNHK-FMの番組でした。この番組は確か「名曲の楽しみ」というタイトルで、定期的にディスクの紹介をしていたと思います。そこで取り上げられたのがこの演奏。聴いたときの衝撃から解説の内容はほとんど覚えていませんが、フルトヴェングラーの演奏は、テンポ…

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はじまりはフィガロ

音楽を好きになったきっかけの曲は、モーツアルト作曲のフィガロの結婚の序曲でした。私は音楽鑑賞したり、音楽教育を受けられる環境に生まれ育ったわけではないのですが、家に偶然名曲を集めたアルバムがあり、その中に入っていたのがこの曲。子供の頃は毎日のように聴いていて、解説文からオペラという音楽劇があることを知ってからはどういうお芝居なんだろう?…

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ヴィルヘルム・フルトヴェングラー Wilhelm Furtwaengler(1886-1954) (正しい表記はa…

11月30日はフルトヴェングラーの命日ということで私は毎年彼の残した録音を聴くことにしています。亡くなったのは65年前ですので、共演されたり、ライブ演奏を体験された方はほぼご存命でないと思います。写真は私が中高生の頃によく聞いていた東芝EMI WF60006-7という2枚組のLPレコードです。彼の録音の中でも長く聞かれ続けてきているベー…

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