テーマ:技術 technology

アップグレードしたMacOSの再インストール

使い慣れたPCやアップリケーションを継続して使いたい場合、購入時のヴァージョンのOSから自分でネット経由でより新しいOSをダウンロードしてアップグレードすることがあります。私は2009年モデルのMacbook proも使用し続けているので、El Capitanまではインストール可能で数年しようしていました。しかし、長く使い続けると様々な…

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利便性の追求は、隙をつくる?

アメリカによる中国ファーウェイ社製品の使用規制で表面化してきた次世代通信規格「5G」に関わる問題は、さらに拡大。米政府は中国5社製品使う企業の取引排除を発表しました。5社とは、排除の対象になるのは通信機器大手ファーウェイやZTE、監視カメラメーカーのハイクビジョンやダーファテクノロジー、無線通信ハイテラ。米政府はこれらの社の製品を通じて…

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エンジェル赤盤

Furtwängler-Wiener PhilharmonikerのBeethoven交響曲集の東芝エンジェル・レコードによる統一ジャケットの田園交響曲を見かけ購入。中を見てみると、なんと赤盤! 赤盤は本来Ever clean(イギリス人の心的憧れはever green!)レコードといわれ、LPレコードの大敵である埃がつきにくい素材を用…

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不作為の罪

熊本県の水害についてですが、とても心配に思っています。数年前は熊本城が壊れてしまうということもあり、九州はこのところ災害続きです。実のところ、私たちの住んでいる地面の下や海・海底についてはまだわからないことも多く、そのため地震などの予知はまだかなり難しいと思います。しかし、先日記述したようにコンピューターの能力向上により、天気予報の精度…

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冷風機(扇)

夏になるとネットなどでよくみかける冷風機(扇)。その構造・原理を調べてみると図のようになります。原理は打ち水の要領で、水をより高温の地面などに撒くと、その地面の熱は水に奪われて冷却され、その上を通る風の温度も冷され、涼をとれるというもの。となると、扇風機の周囲に冷媒をおいて、その周囲の冷却された風の下流は涼をとれるということになります。…

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災害予測をスーパーコンピュターで!

今日は7月7日七夕ですが、あいにくの天候のため夜空の観察はできません。九州を中心とした災害には心が痛みます。ほんの先月日本のスーパーコンピューター富嶽が世界一になったという朗報もあったのですが。さて、このスーパーコンピュターについては、その開発に関して二番ではいけないのか?ということを言った国会議員もいたのですが、何に役に立つのか?とい…

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マエストロもびっくり

マエストロ! 私にとって指揮者でマエストロというとArturo Toscanini氏をさすことが多いです。イタリア・オペラのみならず、19世紀から20世紀にかけてヨーロッパのクラシック音楽界において、このマエストロが存在したことは幸運であったと思います。このマエストロはチェリスト出身で、Verdi翁の目の前でその作品をピット内で演奏した…

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MacBook Pro Magsafe2 power cable

6年ほど同じMacBook Pro(MBP)を使用しています。この機種はMagsafe2というpower cableを使用するのですが、3年ほど使用した時点で、なんと!ケーブルの外層の白い樹脂のようなものでできている部分がひび割れ、中の導線がむき出しになるということに! 図のように、タコ糸、白いビニールテープ、シリコンのチューブなどを巻…

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Erich KleiberのTelefunken録音

昨今ほとんど聞かれなくなったレコードレーベルであるTelefunkenテレフンケン。第二次大戦以前は、ヨーロッパの演奏家のかなりの数のSPレコードを吹き込んでいたドイツのレーベルです。現在はこのテレフンケンと英Deccaとの提携により、Teldecテルデックと言われるレーベルとなったということです。21世紀になる前後、音楽メディア業界の…

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Fan for Mac&me

PC内のファン調節については先日記述しました(https://go969.at.webry.info/202006/article_5.html)。今回は自分自身も暑くなってきたので、自分用のファンについてです。画像にあるのは、100均ショップで330円で購入した卓上扇風機です。USB接続で電池式ではないのでですが、3段階風量調節でファ…

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分子構造病理学 Molecular Structural Pathology

学問の体系化・分類、新しい分野の開拓は、学者の役割の一つです。2017年あたりから、脳科学の分野での業績から新しい分野ができつつあります。以前の記述(https://go969.at.webry.info/202003/article_4.html)で、神経変性疾患と分類される疾患患者さんの神経細胞あるいは脳にタンパク質の異常な蓄積がみ…

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皇帝協奏曲

今年1月30日にCurzonとKnappertsbusch(クナ)の組み合わせによるBrahmsの第2ピアノ協奏曲を紹介しました。今回は同じ組み合わせによるBeethovenの皇帝協奏曲です。この録音はBrahmsの第2ピアノ協奏曲よりより早い時期に行われたにも関わらず、モノラルとステレオ両録音が存在します。LPとしては画像のモノラル録…

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cDNAディスプレイ

私自身実施した経験のない技術が用いられた北里大学らの共同研究の報に触発されて始まった抗体応用技術のシリーズですが、今回は最終回です。実際にこの研究成果で用いられたcDNAディスプレイに関するものです。前回のファージライブラリーとの違いは、無生物系で行うという点です。図に示すように抗体(VHH)cDNAライブラリーを用いて、各ステップにお…

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ファージディスプレイ(phage display)

抗体の応用技術に関する記述もそろそろ最後のまとめに近づいてきました。今回は、ライブラリーとディスプレイを組み合わせた技術について記述します。時系列的にファージディスプレイ(phage display)についてまとめておいたほうがよさそうです。これより後の世代の技術はファージディスプレイのコンセプトを引き継いだものだからです。さて、ファー…

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ディスプレイ display

ディスプレイdisplayとは、PCやテレビのモニター・画面あるいはお店の商品ケースなどの陳列などを示しますが、一瞥して見渡すことができて、表示されているもの各々の特質などを評価できるスクリーンや空間というイメージで捉えると良いかもしれません。ディスプレイは生物学の用語にも含まれ、ファージディスプレイやcDNAディスプレイなどという用語…

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ライブラリー library

ライブラリーというと、一般的には図書館と訳すことが多いのではないかと思いますが、サイエンス系の仕事をしていると、共通の性質をもつモジュール、そして細胞、DNA、タンパク質などの研究試料をひとまとめにしたファイルのようなものをさすことがあります。今回は、cDNAライブラリーについての記述です。例えば、脳内に発現しているタンパク質について解…

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ナノボディ nanobody

先週に触れたnanobody(ナノボディ)について。通常ナノボディは120アミノ酸残基のポリペプチドで、4つのフレームワーク領域(FR; Framework Region)と3つの超可変領域の相補性決定領域(CDR; Complementary Determining Region)が交互に並んだ構造をもっています。そして、その特徴的な…

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こんな抗体もあります!

前回に引き続き、抗体の話。これまで抗体は、H鎖(重鎖ともいう)とL鎖(軽鎖ともいう)がそれぞれ2ずつから構成されていて、前回示したようなアルファベットのYのような形が基本と理解されてきました。しかし、30年ほど前にちょっと変わった抗体も、ラクダやサメの仲間には作られていることが報告されました。これらは重鎖抗体というもので、2つのH鎖から…

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抗体はどれくらいの種類作れるのか?

先日の北里大学を中心とした共同研究の成果の記事を読んで、どれくらいの数の抗体が作られるのか?あるいは、あまたある免疫原(抗原)によってそれぞれ抗体は無限に作れるのか?という疑問をもったので調べてみました。抗体の多様性は抗体分子(実際は複数の分子の複合体)の可変部によって決定されます。そして、この可変部は遺伝子情報に基づいていますが、抗体…

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抗SARS-CoV-2抗体

北里大学が国内企業との共同研究により、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対して感染抑制能(中和能)を有するVHH抗体の取得に成功したといニュースが5月7日発表されました。https://www.kitasato-u.ac.jp/jp/albums/abm.php?f=abm00026718.pdf&n=20200507…

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ドラッグリポジショニング(既存薬再開発)

ドラッグリポジショニング(既存薬再開発)とは、簡単に説明すると、Aという症状(疾患)に対して開発された既存の治療薬を、別のBという症状(疾患)に対する治療薬として転用することをいいます。そのメリットをまとめると、①安全性(危険性)が確認されている、②薬の開発費が抑えられる、③開発時間の短縮、④後発薬が存在し入手しやすい、ということが挙げ…

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NY抗体検査

ニューヨーク州内で無作為に選んだ3000人に新型コロナウィルスに対する抗体を体内にもっているかを調べる抗体検査の結果が報道されました。https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/ny300014270.phpその結果、約14%が抗体をもつことが判明。これをもとに州全体の保有者を見…

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ivermectin イベルメクチン

オーストラリアの研究者たちが、抗寄生虫感染症薬イベルメクチンivermectinの新型コロナ肺炎治療薬としての可能性について論文を発表しました。短い論文なので原文も読みたいという人は、以下のサイトを参照してください。https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0166354220…

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BCG:9本針の怖かった注射

BCG(Bacille de Calmette et Guérin)とはカルメット・ゲラン桿菌と日本語では訳され、牛型結核菌の実験室培養を繰り返して作製された細菌で、ヒトに対する毒性が失われて抗原性だけが残っています。日本では志賀潔博士が仏のCalmette博士から分与された株由来のBCG Tokyo172株を導入しているそうです。近年…

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アビガン

アビガンの新型コロナ肺炎治療薬としての治験にGOサインが出ました。アビガンについての詳しい記述は以下のページを参照されると良いでしょう。http://fftc.fujifilm.co.jp/med/abigan/index.htmlhttps://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=…

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検査の順番

新型肺炎・新型コロナ肺炎に関する報道で、PCR検査が一般に知られる診断法となりました。治療法・治療薬がないことから、早期に感染の有無を識別するためとは思うのですが、検査の順番に疑問も残ります。まず症状(5日以上の高熱とか肺炎の症状など)により患者は外来診療を受けます。続いて症状に応じた対症療法(投薬など)とともに発症原因の探索を始めます…

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発見の積み重ね

PCRについて記述したのですが、この反応からつくづく研究は積み重ねと思いました。なぜなら、この発見はそれ以前に発見され、ノーベル賞を与えられた功績がなければ不可能なものだからです。①DNAが遺伝子の本体であり、James Watson and Francis Crick博士によるDNAの結晶構造解析から導かれた二重螺旋モデルの提案(19…

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PCR検査

新型肺炎ウィルス(新型コロナ・ウィルス)で最近よく耳にするPCR検査? 一般の人には馴染みのないものですが、分子生物学的な実験技術を用いて研究する人にとっては日常的なものです。とても風変わりな研究者であったといわれるKary Banks Mullis博士のアイデアであります。Mullis博士はこの功績により1993年にノーベル化学賞を受…

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学校

学校での教育は必要なのか?将来も学校は必要なのか?と思うことがあります。科学に関する仕事をしていると、科学書は5年おきくらいには内容を改定しないと毎年発表される成果に追いついていけないと思うことがあります。しかし、大学等で使用される教科書の内容は10年くらい前の情報に基づいています。検証の必要が残される最新の知見は一般に教えにくいという…

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アナログ派?デジタル派?

私がアナログ(LPレコード)で音楽を聴くことを知った人に、よくそういうものをいまだに聴き続けていますね?と質問されることがあります。よくお答えする返事は、アナログのシステムで再生する目的でつくられた音楽なのでそのまま再生しているのですよ、というものです。物作りの基本として、最終的なアウトプットを想定して各段階の製作が行われているので、そ…

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